12月12日(日)に里山散歩を行いました。
今月は毎年恒例のアカマツ林の落ち葉かきでした。
落ち葉は腐葉土となり森の栄養になる大切なものですが、アカマツの場合、落ち葉を取り除いて貧栄養の状態にしたほうが健全に育つそうです。
ブルーシートの上に熊手で落ち葉を集めて、ある程度集まったらブルーシートごと持ち上げてアカマツ林の端に設置した堆肥ボックスまで持っていくのですが、大人も子供も協力して何往復も頑張りました。地面に近い部分の落ち葉は湿気を含むので意外と重いので、いいお天気も相まって汗ばむくらいのいい運動になったようです。
堆肥ボックスに積んだ落ち葉はじっくりと時間をかけて質のいい堆肥になり、カブトムシなどの昆虫が集まる場所になります。


でもこれは、早く分解されるように踏んでつぶす大事な工程です。


この日は午後、「昼ボラ」を開催しました。
毎年、6月~9月の里山散歩の前に行っている「朝ボラ」の昼バージョンです。
今年は緊急事態宣言の影響で中止になってしまったので、その時に刈り取る予定だった外来種オオフタバムグラがそのまま成長してしまい、種を付けた状態になっています。
これ以上の繁殖拡大を防ぐために、みんなで抜き取りを行いました。
午前中の落ち葉かきと、午後のオオフタバムグラの抜き取りで、森がすっきりしました。
参加した皆様、お疲れ様でした!
活動の様子はブログ「葛城の森から」でも紹介しています。
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