12月13日(日)は里山散歩でした。
この日は自由散策、松林での落ち葉かき、フクロウの巣箱かけの3つの中から好きなものに参加してもらいました。
落ち葉は分解されると土壌を豊かにする栄養分となる大切なものですが、松林を松林として維持していくためには土壌を貧栄養の状態にしておく必要があるため、毎年12月に落ち葉かきをしています。栄養が豊富だと、松は他の樹木の成長に負けてしまうのです。
集めた落ち葉は堆肥ヤードに貯めて1年ほどかけて堆肥にし、森の中での植樹の際に使用し、資源を循環させています。
巣箱かけは大人チームで行いました。フクロウの巣箱は大きく、子供なら中に入れそうなほど。
中にウッドチップを敷いて居心地のいい家にしています。
専門家による事前のアドバイスをもとに、巣箱をかける木の位置や、向きを検討しました。あとは、フクロウが気に入って巣として使ってくれるのを待つばかり。
フクロウが入ってくれたかな?産卵したかな?孵化したかな?と、とっても気になるのですが、人間が巣を気にかけていることがわかると、フクロウは卵を温めている途中でも巣を放棄してしまうそうです。巣箱を探したり、見つけても写真を撮ったりは絶対にしないでくださいね。
無事にヒナが巣立ちをした後、巣箱をおろしたときに中身を見て答え合わせをしましょう!
活動の様子はブログ「葛城の森から」でも紹介しています。
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