6月9日(日)に里山散歩をしました。
また、6月からは里山散歩の前に1時間程度の森の整備作業行う「朝ボラ」もスタートしました。
朝ボラでは、昨年の3月に植えたマイツリーたちの苗の周辺50㎝の範囲の草を刈る「壺刈り」をしました。背の高い草に覆われた苗を目立つようにすることで、苗に光が当たり成長を促したり、葛城フォレスターの皆さんが機械で草刈りをするときに苗を傷つけずに草刈りができるのです。

苗の周りだけ刈っています。

作業中に見つけたマイマイカブリをみんなで観察。
今年最初の朝ボラには7名の方が参加されました。
1時間弱の作業ですが、みんなでやるとかなり広い範囲のつぼ刈りができるので、マイツリーの成長にとても大切な活動です。
朝ボラの後は里山散歩です。
春の花の季節を過ぎて、森の中では様々な木が小さな実をつけていました。
まずはクリ。よく見る房のようなクリの花は雄花で、その根元に雌花があり、受粉するとクリの実になります。

雄花の根元に小さなクリの実。小さなイガが出ています。
次に見つけたのはアカマツ。アカマツは1年に一節成長して、その先に実を付けるので、枝の先から節をたどると、歴代の松ぼっくりを見つけることができます。

今年の実。

去年の実。まだ固く閉じています。

3年目の実。やっと成熟して種を飛ばしました。
散策の最後には、グミの実とウグイスカグラの実も見つけました。これは、すでに成熟して真っ赤になっていて、食べごろでした。

ウグイスカグラの実はほんのり甘くておいしい!
7月の活動は
7月2日(火) 植生ボランティア
7月14日(日) 朝ボラ+里山散歩
7月16日(火) 植生ボランティア
7月28日(日) 葛城の森ボランティア
です。
詳細は会員メールをご覧ください。