4月20日(土)に「春の森で葛城里山クラブ交流会」を開催しました。
今年も、午前中は3つのコース(森を調べるコース、森を感じるコース、水辺をつくるコース)に分かれてそれぞれ活動しました。
「森を調べるコース」では、花の開花調査をしながら森をぐるりと散策しました。コースの途中、みんなで昼食の天ぷらの材料にするためにセイヨウタンポポを摘み、集めました。

セイヨウタンポポ摘み
「森を感じるコース」では、ネイチャービンゴをしながら短いコースを散策。ネイチャービンゴは散策中に「黄色い花」「いい匂い」「鳥の声」などを探してビンゴマスを埋めていきます。目で見て探せるものだけでなく、音やにおいなどのマスもあったので、参加した子供たちは五感をフルに使って探しました。
コースの途中には、ドングリから芽吹いた実生をポットに掘り移して苗づくりもしました。つくったポット苗は森の中でしばらく成長させた後、植樹用に使います。

ネイチャービンゴ
「水辺をつくるコース」では、湿地エリアで生き物のための水路を掘りました。水辺は野鳥の水飲み場や昆虫の産卵の場として里山に欠かせない環境です。昨年の交流会で掘った水路には、今年カエルの卵がたくさんありました。広くなった水場に今年もいろいろな生き物が集まるといいですね。

みんなで水路掘り
お昼は、毎年大人気の野草の天ぷらとけんちん汁です。
今年の天ぷらは、セイヨウタンポポ、ヤマウド、タケノコ、フキ、ヨモギの5種類でした。セイヨウタンポポは少し苦くて、でもいい香り。大人に人気でした。

野草の天ぷら各種

セイヨウタンポポの天ぷら
午後は、家族紹介ゲームから始まりました。
お互いの家族と住んでいる場所、好きなものを紹介し合いました。

家族紹介ゲーム
家族紹介ゲームの後は、大人と子供に分かれて活動しました。
子供たちはネイチャーゲームで遊び、大人は「森」と「水辺」の2つから好きなテーマを選んでフリートーキング。

ネイチャーゲーム「カムフラージュ」

森チームはポストイットに書き出して、この森のイメージを共有しました。

水辺チームは水辺の今後について話しました。
今年も好天に恵まれ、楽しい交流会になりました。
5月の活動は
5月7日(火) 植生ボランティア
5月12日(日) 里山散歩
5月21日(火) 植生ボランティア
です。
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