7月10日(日)に里山散歩を開催しました。
「夏の森!虫を探そう!」
というテーマで、今年も秋山先生と一緒に虫の調査をしました。
ニイニイゼミのにぎやかな声を聞きながら森に入ると、さっそくアオバハゴロモの幼虫が見つかりました。
ぱっと見ただけではただの綿のようですが、指を近づけてみると綿がぴょんっと跳ねて逃げていくのでやっと「虫だったんだ」と分かります。
その数メートル先では羽化したばかりのアカボシゴマダラが翅が乾くのをじっと待っており、その下の地面にはたくさんのダンゴ虫…
次々にいろいろな虫が見つかり、観察は大忙しでした。
約2時間の散策で見つかった虫は84種類。 カブトムシやカミキリなどの大きな昆虫もみつかり大盛り上がりでした。
最後に、秋山先生がクヌギの木の前で「人間に利用されて定期的に伐採された木は樹液がよく出る」と話してくださっているとき、まさにそのクヌギの木にオオムラサキが樹液を吸いにやってきました。
その数なんと3頭! ※虫は「1頭、2頭」と数えます。
隣接する民有地(保健保安林)で10年前から行われている保護活動が実を結び、この緑地全体にまで成果があらわれていることを実感しました。
里山散歩は毎月1回第2日曜日に開催しています。
次回は8月14日です。
詳細は葛城里山クラブ会員メールにてお知らせいたします。
***********
★つくば環境フォーラムさんのブログ「葛城の森から」
葛城大規模緑地の「今」を発信中!きれいな写真が盛りだくさんのすてきなブログです。
**********
葛城里山クラブは現在会員募集中です!
詳しくはこちら
葛城里山クラブへの会員登録は申込フォームよりお申込みいただけます。
**********
※葛城大規模緑地はまだ整備途中で、危険な場所もあるため一般の方の立ち入りは禁止されています。葛城里山クラブの活動では特別に許可を得てインストラクターと共に緑地に入っています